恭弥さんの日記

徒然なるままに好きなことを綴っていく

孤独感と友達になるために

孤独感と友達になるために

孤独感に苛まれることってない?私はある。孤独感に苛まれてどうしようもない、本当につらくてしんどい。そういうとき主に思うのが、「死にたい」と「ダメな人間だ」と「愛されない愛されたい」の3つ。否定や呪詛、そういったものに近いのかもしれない。自己否定の根底になるのは自己肯定感の低さと劣等感。
なんとかしたいなんとかしたい!!!!!
でもこればかりは今日や明日で身につくようなものではないし、とにかく時間と努力が必要な代物。だからと言ってあきらめてしまっては自己嫌悪からは永遠に抜け出せないのもわかる。
これはそういうときの私が、孤独感を覚える自分を肯定する訓練、元気になれるためのメモ。


step1.まず自分を好きになる努力をする
Startはここから。努力ができなくとも、心構えをするのとしないのでは大きな差があるのではないかと思う。
孤独感は心理学的にいうと「承認されていない」と感じることを指すそうだ。つまり「愛されていない」と感じているということでもある。
私たち人間は、他人とのコミュニケーションによって承認を得ることができ、そこで初めて愛されていると感じることができる生き物らしい。
だから他人から承認されることに依存している人間は恋人と別れたり、友人が引っ越したり、仕事が忙しかったりすれば、途端に寂しさを感じてしまうそう。
こういう類の人間が、メンヘラとかかまってちゃんになるのかもしれない(*‘ω‘*)
他人からの承認欲求に依存している場合は、自立する必要があるのだという。多分、自立と相互依存のバランスが心身ともに必要で重要なのだろう。
あとはあれだ。人から愛されるためには、まず自分で自分を愛すること。
自分の良いところ、好きなところ、誇りに思っていること、将来の夢を思い描いてみて。
もしいま孤独を感じているのであれば今すぐには浮かばないかもしれないけれど、前よりも自分を好きになることができれば、姿勢や気持ちが上向きに変わっていくし、周りに心地よい関係の人たちが集まってくる。
孤独を感じている時は自分を見つめ直す良い機会だと思って、自分で自分を好きになる努力をしてみるといいかも。
 

step2.自由に生きる
孤独を感じる理由の1つとして、世間でいう「常識」に囚われている可能性はないか考えてみるといい。
例えば、絶対に結婚しないといけない、クリスマスには恋人がいないといけない、誕生日にはホームパーティーをしないといけない、友人と旅行にいかないといけない、いろいろあるね。
忘れないでほしいのは、本当にそれが自分にとって幸福の基準になるかと言えばNOであるということ。
結局は自分と相手の関係が良いものであれば幸せだし、形が整っていても中身がボロボロであればむしろ不幸なのだ。
世間の目や常識に合わせることを考えるのではなく、人間関係の中身を充実させることを意識したほうが幸せな人間関係を築ける。
本当に重要なのは形ではなく、中身なんだよ。


step3.人間関係の選択肢を広げる
人間の脳みそは3か月ほど同じ状態が続くと、それが永遠に続くと錯覚してしまうらしい。
だから今の環境や人間関係が変わらないと、それがずっと続くものと思ってしまいがちになってしまう。
実際にはそんなことないのにね。
私を取り巻く環境は常に変化し、人間関係もそれに合わせて変化していく。
たとえ今は恋人がいなくても、1ヶ月後に運命の人に出会うかもしれない。
職場の人間関係がぎくしゃくしていても、転勤や転職などで変わっていく。
でも1つの人間関係にばかり依存していると、どうしても今の人間関係が全てになってしまう。
仕事以外にも趣味や学生時代の友人と定期的に連絡を取って、新しい人間関係、新しい環境を意識してみて。
忙しくて無理っていうのは言い訳だよ。毎週参加とかしなくていいし、多くの時間を割く必要もない。気楽にいこう。
大切なのは、選択肢を持っていること。
それだけで気持ちに余裕が生まれ、思い詰めることが少なくなるんだよ。


step4.好きなことを見つける
人間は自分の本当にやりたいこと、好きなことをやっていれば孤独にさいなまれることはないと言われている。
特に女性の特徴として、恋人と別れがきっかけで自分の夢を見つける人が多いらしい。
自分の外側に答えを求めるのではなく、自分の内側に答えを探してみて。


step5.知識を増やす
語学を勉強したり本を読むことも、十分に孤独を忘れさせてくれる。
新しい知識を学ぶことで知識欲が満たされるのは、他人の言葉の代わりに、たくさんの知識が心を満たしてくれるから。
さらに知識を増やすことの副作用は、学んだ知識を活かしたり、人に伝えたくなること。
単純に話のネタになるし、新しい知識や相手にとっても刺激的。
何より自分自身がより興味深い人間になることができると思うし、今まで以上に魅力的な人を引きつけることができるようになる。
 

step6.価値を与える
人に価値を与えることでしか、自分に価値を感じることはできない。
損得勘定では自分が受け取ることを考えがちだけど、人間の本能として人に価値を与えることのほうが、より幸福を感じることができるようになっている。
自分のためよりも、人のためのほうが頑張れるでしょう?
なぜ人のためのほうが頑張れるのかというと、幸福感を与えるホルモンである、ドーパミンがたくさん出るから。
科学的にも、人のために何かをやることは、それ自体が幸福。


step7.コンフォートゾーンを知る
最近ではフェイスブックやLINEなどでも、自分を華やかに見せたがる人が多い。
もちろんそれが本当に自分が望むものであればいいけれど、多くの人はそうではないはず。
例えば誕生日。よく知らない100人から祝福されるよりも、本当に大切な3人から祝福されたほうがハッピーだと思う。
でも「写真では」3人の誕生日パーティーよりも、100人の誕生日パーティーのほうが見栄えがいい。これは単純に見栄えがいいだけ。自分は「このくらい」が気持ちいい、という基準をしっかり分かっていれば、必要以上に他人の幸福そうな姿に惑わされることもないはず。


step8.テレビを消す
テレビの画面はいつも華やかですが、それは虚構の世界。
優雅な白鳥が水面下でバタバタ足を動かして必死に泳いでいるように、テレビでも実際の現場では、出演者も裏方も必死でバタバタもがいているのが現実。
でもテレビを見ていると、私たちは華やかな虚構の世界が当たり前だと感じてしまう。
バタバタもがくのが馬鹿らしくなってしまい、独りぼっちの自分が惨めになってしまう。
頭で分かっていても、私たちの潜在意識は目に入るものをそのまま受け入れてしまう。
テレビを消すだけでも、現実を客観的に見つめ、冷静に孤独と向き合うことができるはず。
 

step9.コミュニケーション能力を磨く
とにかく異性にモテる人いわく、モテる人は恋人がいないことで寂しいなんて全く思わないそう。
モテる人は、恋人がいようがいまいが、そのことで他人に劣等感を感じることがないから。
私たちが孤独を感じるのは現実に1人でいること以上に、楽しそうな周りの人達と比較した結果として、自分が孤独だと感じてしまうため。
逆に、いつでも恋人や友人を作ることができる自信があれば、あえて孤独を選ぶ、という選択肢ができる。
孤独を楽しむこともできるようになる。
超モテたり、超面白い人になるのは無理でも、コミュニケーション能力を磨くことで孤独を過度に恐れる必要はなくなる。
 

step10.分かりやすい人になる
私たちは子どもには警戒感を感じない。
体が小さいから、というのもあるが、それ以上に子どもは「分かりやすい」から。
大人でもなぜか警戒感をもたれない人がいるが、やはりそういう人はどこか子どもっぽく、分かりやすい人が多い。
警戒感=相手との『距離感』が遠いということなので、警戒感をもたれたら打ち解けることもできず、本心をさらけ出すこともできない。
その結果、誰にも理解されず、独りぼっちになってしまう。
分かりやすいことは他人に分かられやすく、理解されやすいのだ。
分かりやすい人になるために簡単な方法は『表情』を豊かにすること。
日本人はもともと表情筋が弱く、外国人に比べると感情が分かりづらいと言われている。
ちなみに年齢を重ねるとさらに表情が硬くなるので、さらに分かりづらくなるよ。
鏡の前で大げさな笑顔を作ったり、顔ヨガなどを行うだけでも変わる。
 

step11.昔の友達に連絡してみる
自分が独りぼっちだと感じているのは、気のせいかもしれない。
ちょっと勇気を出して、昔の友人に電話してみるのも良いアイディア。
たとえ長年会っていなくても、一度築いた信頼関係は簡単には壊れない。
特に若い頃に苦楽を共にした友人であれば、ほぼ確実に相手もあなたのことを、今でも友人だと思っているはず。
住む場所が変わったり環境が変わることで、疎遠になってしまった人も多いと思うけれど、それはタイミングが合わなかっただけ。
冠婚葬祭などのタイミングで再会して、以来一生涯の関係になることも珍しくない。
どうせなら自分から積極的にタイミングを作ってしまえばいい。
悩みを相談する必要もないし、理由も必要ない。ただ声を聞くだけでも十分。
自分が忘れていた繋がりを確認できて、きっと安心できるはず。

 
step12.動き出す
私たちは辛い時、自分に自信をなくしてしまっている。
例えば、恋人に振られたのは自分に魅力がないからだと信じ込んだり、経済的に恵まれないのは自分に能力がないからだと信じ込んだり。
でも実際には運やタイミングの問題だったりする。
本当は、自分には何も欠けていなかったと気づくのは、新しい恋人が見つかったり、仕事で成功した後のことだ。
問題は、普通の人は自信がなくなると、行動力もなくなってしまうこと。
自信がないから行動できない、というのは事実ですが、行動すれば自信も自然と沸いてくる、というのも事実。
辛い時ほど、自信を持とうとするのではなく、行動しようとするほうが大切。

まとめ
過去か未来か、それが重要。「明るい未来を想像しましょう」とよく言われます。でも簡単にそれができれば苦労しません。
なぜなら、私たちは普段から「過去⇒現在⇒未来」という順番で考えてしまうからです。
根拠のない想像は『現実逃避』『妄想』とバカにされ、「常識的に考える」ことが良いこととされています。
問題は、過去や現実が苦しく辛い時、いくら常識的に考えても、明るい未来は見えてこないことです。
過去や現実が悪ければ、未来も悪いというのが「常識的」な判断だからです。
ところが、その常識が必ずしも正しくないことは歴史が証明しています。
50年前、現在のようなiPhoneやパソコンの広がりを、どれだけの人が想像できたでしょうか?
世界の裏側にいる友人とリアルタイムで繋がれる現在は、むしろSFの世界に近いのではないでしょうか?
いつだって変化は、理想の未来の想像から起こります。
過去や現在に囚われず、理想の自分、理想の人生を思い描きましょう。そこから人生が変わり始めます。