恭弥さんの日記

徒然なるままに好きなことを綴っていく

なぜ女性もつらい、男性もつらい。なら両方とも辛くないようにしよう、にならないのか。

 最近Twitterで女性は辛い、差別されている。男性だって辛い、差別されている。お前の辛さは自己責任だ。というのを度々見かけるようになった。きっかけは私のフォロワーさんが、急にフェミニズムに興味を持ちはじめたから。そこから毎日女性は辛い。女性であるだけで差別されている。そういう主張ばかり目にするようになって、いやいや一方の意見しかないじゃないか。男性側はこれについてなんて言っているんだ?とTwitterでちょこちょこ検索し始めると、男性の中には階級?があって、弱者男性なる層の男性たちがいることを知った。びっくりしたのはその人達が男性は辛いとか、女性に心のケアをしてほしいと主張していること。おいおいばぶちゃんかよ。それに対して女性側は、自分のことくらい自分で面倒見ろよと返していて、つ、強い!とびっくりした。しかし男性側も負けていない。男性であったらそれだけで受けなくてもいい、例えば上司から命じられた部署の全男性社員のお茶くみに対する不満を吐き出した女性に、断らなかった自分の責任だと言っていたのだ。言いたいことはわかるけど、君それ逆の立場だったとして断れるの?そうだとしたら、、、つ、強い!あと性被害に遭って辛いと心の内をこぼす女性にも、心にもない言葉を浴びせている方もいた。それこそ性被害に遭うのも自己責任だと言いたげな物言いで。これはプチ炎上していた。それはそうだ。犯罪に巻き込まれるのは自己責任じゃねーだろ。もし犯罪に巻き込まれるのが自己責任なら、例え通り魔に刺されても自己責任ということになるがいいのだろうか。私はそんな世界嫌すぎる。
 まぁこれはここまでにしておいて。このTwitterでの議論?論争?ってなんとなく不毛だ。問題提起とか意識とかそういうものはとても重要だと思うけれど。理に適う有意義な議論?をするためには双方に双方の視点を取り入れる必要があると思う。というか、双方とも自分のテリトリーの主張や意見を譲れなさすぎなのだ。とはいえ「女性が男性より差別されている」と言える根拠が大量にあるのは間違いない。女性が昇進しにくい社会構造や数年前から発覚している進学校や医学部など受験における差別、ハラスメントや性犯罪被害への遭いやすさなどがそうだろう。他にも結婚したときの改姓と、夫婦別姓が認められていないことも。改姓も?と思うかもしれないが、結婚したときに改姓するのは大半が女性なので、実質女性差別と言えるだろう。こうして挙げたらきりがない。
 では男性への差別がないかと言えばそうでもない。とはいえ弱者男性がよく主張している差別や辛いに対して、客観的なものも定時しなければならない。私の見ている範囲では少なくとも、この部分がないので主観的な主張でしかないなと感じてしまうのだろう。
 私がとりあえず思うのは、女性もつらい、男性もつらい。それはわかる。わかった。ていうか人間誰しもがつらい。これはもうわかり切っている。だって生物のデフォルト状態は睡眠なのだ。起きている方がつらいのだからもうしょうがない。それならなぜ両方ともよくしよう、にならないのか、ということ。