恭弥さんの日記

徒然なるままに好きなことを綴っていく

夏の不調はハーブで癒そう

 暑さ厳しい季節がやってきました。じめじめとした高温多湿が日本の夏の特徴です。気象庁の7月~9月の3か月予報でも、「今年は暖かい空気に覆われやすく、気温は北日本、東日本、沖縄・奄美で高く、西日本は平年並みか高くなる見通し」と発表されていますね。例年にも増して、熱中症をはじめとする暑さ対策が欠かせない夏になりそうです。

 暑さが本格化し湿気がいっそう増す長夏にむけて、ハーブで心と身体のお手当をしていきましょう。最近はタイ古式のハーバルボールも、手軽に作って楽しめるので人気です。主に使用するハーブとして、以下のものをセレクトしました。下記のハーブは基本的なものなので、お好きなハーブを体調に合わせて調合して楽しいかもしれません。

・プライ
ポンツクショウガとも。身体を温め、血行促進の作用が高い。生理不順緩和、殺菌効果、体内のガス排出、筋肉の緊張緩和、痛みや腫れの緩和などが期待できる。タイのハーブボールにはほぼ必ず入っているらしい。

レモングラス
身体を温める作用あり。香りはドーパミンの分泌を促す。生理痛や冷え性の改善、筋肉痛や高血圧にも良いとされている。

・こぶみかんの果汁、皮、葉
身体を温めて血行促進する作用があり、生理不順・つわり・吐き気などに良いとされる。また乾燥肌や肌荒れ、アトピーの改善や、血行促進、不安・ストレ・不眠解消にも。

・ガジュツ
皮膚につやを与える。抗菌作用あり。

・ウコン
皮膚につやを与える。抗菌作用、排毒作用もあるため、虫刺されやかゆみにも良いそう。

・シナモン
身体を温める作用あり。

・セージ
香りによるリラックス効果あり。

・コウリョウキョウ
エネルギーを高める。皮膚アレルギーの緩和が期待できるとも。

タマリンドの葉
鼻づまり、咳に効果があるとされる。強壮、収斂作用も。

・アカシアの葉
外傷の治癒促進やフケ止め、痰の解消などに良いとされる。

 体調に合わせてお好きなハーブを調合したら、ハーブを2.3日吊り下げるか、風通しの良いところに置いてドライにします。それを綿の布の真ん中に置いて、丸めて紐で縛りましょう。そのあとは布ごと水に浸し、電子レンジ600Wで1分ほど温めます。適温になったら顔や体、手足にポンポンとあててみてください。乾いたらもう1度濡らして温めると、数回は楽しめます。

 ハーブの効果とじんわりした熱で身体もこころも緩むはず。これで体を整えて、今年の夏も乗り切っていきましょう。